こんにちは、和歌山で評判の不動産相談センター 相談員の藤林です。
とっても面倒臭い確定申告の時期ですねぇ~・・・
私もちょっと変わった給与の出方なので、毎年確定申告してるんですが、
一昨々年中古マンションをマイホームとして購入したので住宅ローン控除の手続きもあり訳が分らない状態に・・・
一昨々年買ったなら申告は去年でしょ?って思われた鋭い方・・・
本来はその通りです。
私の場合、23年11月に所有権移転をし、リフォームに2ヶ月ほどかかって、住み始めたのが24年1月から
そうすると、銀行さんからは住み始めてないと住宅ローン控除の書類は発行できないとの事で1年遅れになりました。
しかし税務署では、住民票が23年に新しい住所になっているので、そこからのカウントになると。
銀行さんから言われた事を話すと、24年の1月から住み始めたと言う証明になるもの(公共料金の使用開始届等)を提出して下さいと。
証明するものがなければ、23年度の申告からやり直せば1年分飛ばなくて済みますよ?と。
それだけは本当に勘弁して下さい・・・
水道、電気はリフォーム中から使用していたので、ガスの使用開始届を提出。
変な書類置いといてよかった~♪
住宅ローン控除は私の場合で年末残高の1%(長期優良住宅とかだと1.2%とかもあるみたいです)
現在、超低金利の時代なので人によっては住宅ローン控除で儲けている状態になっている人もいるとの話。
えっ?儲かるの??
って感じなので自分で試算してみました。
設定条件
借入金額:10,000,000円
返済期間:20年(240回)
金利:0.875%、1.000%、1.275%の3パターンで試算
ボーナス払い無し
返済開始月を1月として計算
金利は最も低い0.875%から0.2%ずつ変えたつもりが、気が付いたら区切り良く1%で計算してました(汗)
そこら辺は御愛嬌と言う事で・・・借入してから1年間の返済表です
金利1.275%の場合 1年間で支払った金利の合計は124,920円
住宅ローン控除の額は年末残高9,558,208円の1%で95,582円
実質支払った利息は29,338円
金利1.000%の場合 1年間で支払った金利の合計は97,917円
住宅ローン控除の額は年末残高9,546,049円の1%で95,460円
実質支払った利息は2,457円
金利0.875%の場合 1年間で支払った金利の合計は85,654円
住宅ローン控除の額は年末残高9,540,458円の1%で95,404円
実質支払った利息は-9,750円
おぉ・・・本当に儲かるやん!
(ちなみに私はそこまで超低金利では借りれていないので儲かっていません・・・笑)
ってことは・・・1%位の金利なら、借入から10年までは実質利息払ってないような状態・・・
しかし全員が超低金利で借入出来る訳ではないですし、0.875%は現在の変動金利で一番優遇措置を受けれた場合の金利なので金利が上がれば当然儲けは出なくなります。
ちなみに住宅ローン控除は10年間までなので、10年間ローン払った後で一括返済!
とかがとってもお得な感じなのかな~?と思いますが・・・
そんな一気に返済できる人はなかなかいませんよね・・・
しかし銀行さんも住宅ローン自体だと、1000万円貸して金利1%だと20年貸したとして受取利息が約103万円で約1割・・・
う~ん・・・
家を担保に取るとは言え数年で返済できなくなって競売にかかったりしたら、回収しきれないんだろうな~とか思ったり・・・
だんだん別の話になってきそうなので
住宅ローンは無理のないように利用しましょう!(切実)
と言う事で本日の講義(?)は終了です!
お疲れ様でした!
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